真の問題解決ソリューション
食品産業における衛生要求に対応
桟とサイドウォールは多くの場面で必要不可欠であり、特にカサ物や小さい物の搬送において安全かつ高効率な搬送を実現しています。高い衛生要求対応した製品設計が行われているため、生産プロセスの衛生向上と効率アップに役立っています。
横桟や縦桟、サイドウォールなどを使用することで、特殊な搬送行程でもジークリング フルサンを使用することが可能になります。例えば、横桟とサイドウォールを併用することで、傾斜コンベアや角度が急なコンベアにおけるカサ物や小さい物を搬送するのに適しています。
当社では、多様な搬送行程に的確に対応するために、様々な形状およびサイズの桟を用意しています。世界7箇所にある当社の加工センターでは、必要となる加工設備を保有しており、ポジティブ ドライブ/センター ドライブのための高周波溶接設備や桟の加工に必要な付属品を準備しています。
熱風溶接、加熱溶接、パルス溶接等の他の溶接技術と比べて、高周波溶接はより強力な溶接を実現することができます。溶接された継目は頑丈なだけでなく、空気や水に対する密閉性も持っています。このため、寿命や密閉度に対する要求が高い場面では高周波溶接が最も適しています。
フルサン ベルトの搬送面には、押出成形されたポリウレタン製横桟を取り付けることができます。特殊なニーズに対応するために、SF-T、SF-SB (ショートベント)、SF-B (ベント)、SF-SS (スモールスコップ)、SF-S (スコップ)などの様々な桟タイプをご用意しています。(「SF」とは、「small foot」の略)
横桟のデザインは、衛生的観点に配慮して開発されています。エッジに丸みを帯びさせることで手入れが簡単になっており、様々な機関が推奨している現行の衛生向上措置に対応しています。横桟の高さは25 mm (1 インチ) ~ 150 mm (6 インチ) あり、それぞれ1インチ刻みでご用意しています。
縦桟は、ベルトの蛇行を防止するため、または折れ曲がったZコンベヤの凹部でベルトを保持するために使用されます。フルサン ベルト用としては、様々なサイズ (K6、K10、K13、K15、K17) のウレタン製縦桟 (Kプロファイル) をご用意しています。
技術詳細:
製品プログラム 桟とサイドウォール
小さい物が搬送中に側面から落ちるのを防ぐために、横桟と共にサイドウォールが度々使用されます。
この製品の特長は、横桟とサイドウォールが同期溶接されており、ほとんど隙間がないことです。安定した接続を保証するため、下側のサイドウォールは歯と同期しています(PDとCDの場合)。
ベルトの高さに応じて以下の仕様をご用意しています。
フルサンに関してご不明な点がございましたら、当社までお気軽にお問合わせください。
桟とサイドウォール