トランジロン エコファイバー
搬送、輸送、製造のあらゆる工程で、より高いサステナビリティを実現します。
持続可能な製造工程の実現は、当社のグローバル戦略における重要なテーマです。当社は資源効率の向上と製品の環境負荷低減を推進するとともに、お客様の省エネルギー化やサステナビリティ向上に貢献する革新的なソリューションを提供しています。
その取り組みの一つとして、再生PET(rPET)素材の心体を採用し、新規原料の使用量削減を実現した搬送・加工用ベルトを展開しています。
国連の「2030アジェンダ」では、よりよい未来の実現に向けて17の持続可能な開発目標(SDGs)が定められています。このアジェンダは、世界中の人々の生活を向上させるとともに、地球環境を持続可能な形で守ることを目的としています。
当社は社会的責任を果たすために、これらの目標に賛同し、最も大きな効果を生み出せる分野で取り組みを進めています。私たちは長年にわたり環境保護に取り組み、持続可能な未来への投資を継続して行ってきました。
また、お客様のサステナビリティ目標の達成も支援します。再生ペットボトル由来の心体を使用したコンベアベルトおよび加工用ベルトを提供しています。
再生PET(rPET)を原料とする糸は、新規原料由来のポリエステル糸と同等の品質を維持しながら、貴重な資源の使用量削減に貢献します。さらに、製造時のエネルギー消費量およびCO₂排出量の低減にもつながります。これらの糸を用いて製造された高品質な心体を、コンベアベルトに採用しています。
トランジロンエコファイバーの利点についてより詳しく見る:
環境負荷低減に貢献する搬送ベルト
rPETは再生PETを意味します。PET(ポリエチレンテレフタレート)は、飲料ボトルやトランジロンベルトの心体材として広く使用されている素材です。rPETは、使用済みPETを再資源化して製造される、よりサステナブルな素材です。当社では、ECOFIBERコンベアベルトの心体に、rPET糸を使用した帆布を採用しています。
エコファイバーに使用されるrPET糸の原料には、回収された使用済み飲料ボトルが活用されています。これらのボトルは、回収後に色別に選別され、ラベルやキャップを取り除いたうえで洗浄され、細かく破砕されます。
フレーク状になった再生原料は再度洗浄された後、溶融・ペレット化されます。このペレットは、さまざまな種類の糸を製造するための原料として使用されます。
最終的に、rPET糸は織物へと加工され、その織物は従来のPET由来の織物と同等の品質を備えた心体として利用されます。
当社はサステナビリティ戦略の一環として、持続可能な製品とサービスの開発を継続的に推進しています。その結果、持続可能な再生材料を使用した製品や、お客様のサステナビリティ向上に貢献する機能を備えた製品を提供しています。
お客様のサステナビリティに関するニーズに応じて、トランジロン エコファイバー シリーズから最適な製品をお選びいただけます。
・rPET心体
特徴:rPET糸を使用した心体
利点:貴重な資源の節約、廃棄物削減
・rPET心体+バイオマスバランスPVC採用
特徴:rPET糸を使用した心体、廃食油由来原料から製造されたPVC
利点:新規原料の使用量削減、廃棄物削減、循環型経済の促進
・rPET心体+アンプマイザー省エネベルト
特徴:rPET糸を使用した心体、低摩擦裏面仕上げ
利点:新規原料の使用量削減、廃棄物削減、消費電力削減、CO2排出量削減、運用コストの削減
rPET糸を使用することで、年間数トン規模のCO2排出量削減が可能です。例えば、当社のトランジロンベルトのうち30製品の心体にrPET糸のみを使用した場合、年間約1,400トンのCO2排出量削減が見込まれます。
フォルボ・ジークリングGmbH
代表取締役兼トランジロン/トランステックス担当副社長
トルステン・ブッフ博士
トランジロン エコファイバーの品質について次のように述べています:
「当社が実施した全てのラボ試験および実地試験により、再生原料から製造された糸は、これまで使用してきた糸と同等の性能を発揮することが確認されています。rPET製の心体を採用したコンベアベルトおよび加工ベルトは、従来のPET製心体を採用したベルトと同等の品質を備えています。安定性に優れているだけでなく、破断強度、引張強度、さらには耐熱性にも優れており、心体用途に最適です。
当社は数十年にわたり、ベルトの製造に従来のPETを使用してきました。rPETを採用することで、当社だけでなく、これらのベルトをご使用いただくお客様も、貴重な資源の節約に貢献できます。そして何より重要なのは、品質が変わらない点です。rPETは、循環型経済の実現に向けた新たな一歩となります。」
社会や環境の変化に対応するため、貴社では将来を見据えた取り組みを進められていることと思います。また、お客様からも支持される持続可能な未来戦略の構築を目指されているのではないでしょうか。
私たちは、お客様とともに未来について考え、具体的な取り組みを検討する機会をご提供したいと考えています。
事業の持続可能性向上に向けたアイデアや課題について、ぜひ当社の専門スタッフにご相談ください。ともに実現に向けた取り組みを進めていきましょう。