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エクストレマルタス 技術Q&A集(基礎編)

高効率駆動を特長とするエクストレマルタスについて、心体構造、張力・摩擦設計、高速・高負荷対応まで、性能を最大限に引き出すための設計ポイントをQ&A形式で分かりやすくまとめました。


Q.「エクストレマルタスが「高効率(98%以上)」とされる技術的理由は何ですか?」

A. エクストレマルタスは、ベルト内部の心体構造が高剛性かつ低伸びに設計されており、曲げ変形によるエネルギー損失が非常に小さいことが特長です。さらに、プーリとの摩擦条件を最適化した表面材により、滑りによる損失も抑えられています。



Q.「心体(テンションメンバー)はどのように選定すべきですか?」

A. 心体はベルトの伸び特性と耐荷重性能を決める重要要素です。

一般に、
・ポリエステル心体:バランスが良く汎用用途向け
・アラミド心体:低伸びで高負荷・高精度用途向け
・ポリアミドシート心体:寸法安定性と耐衝撃性を重視する用途向け
という使い分けが基本になります。


Q.「ベルトの伸び(クリープ)は運転にどのような影響を与えますか?」

A. ベルトの伸びが大きいと、張力低下による滑りや速度変動が発生しやすくなります。エクストレマルタスは心体の設計により、初期伸び・長期伸びの両方を抑え、速度安定性を高めています。


Q.「張力設計はどのような考え方で行いますか?」

A. 張力は「必要以上に強く張らない」ことが重要です。
過剰な張力はベアリング負荷やベルト寿命低下の原因になります。必要トルク、摩擦係数、プーリ径を基に、最小必要張力を算出して設定するのが基本です。



Q.「プーリ径は性能にどのような影響を与えますか?」

A. プーリ径が小さいほどベルトの曲げ回数が増え、内部損失や疲労が大きくなります。エクストレマルタスは小径プーリにも対応しますが、可能な限り大きな径を選定することで、寿命と効率が向上します。



Q.「摩擦係数はどのように考慮すべきですか?」

A. 摩擦係数は「高ければ良い」というものではありません。
必要以上に高い摩擦は発熱や摩耗を招くため、用途に応じて適正な表面材(エラストマーG、革など)を選定することが重要です。



Q.「表面コーティングはどのような性能差がありますか?」

A. 
・エラストマーG:耐摩耗性・安定した摩擦特性
・革(レザー):高摩擦・静音性に優れる

用途により、静粛性、耐摩耗性、グリップ力を基準に選びます。



Q.「高速運転時に注意すべき設計ポイントは何ですか?」

A. 高速運転では、遠心力による接触圧低下と振動が問題になります。
心体剛性の高いタイプを選定し、張力設定とプーリ精度を適正に保つことで、安定運転が可能になります。



Q.「衝撃負荷がかかる用途ではどのような配慮が必要ですか?」

A. 起動・停止が頻繁な用途や衝撃負荷がある場合は、衝撃吸収性の高い構造を選定し、張力をやや低めに設定することで、心体へのダメージを抑えられます。



Q.「ライブローラー用途で重要な設計要素は何ですか?」

A. ライブローラー用途では、一定の摩擦係数と張力安定性が重要です。エクストレマルタスは伸びが少ないため、長時間運転でも搬送速度のばらつきを抑えられます。



Q.「タンジェンシャル駆動(軸方向にねじれる使い方)は可能ですか?」

A. 可能です。エクストレマルタスはねじれに対する柔軟性と寸法安定性を両立しており、テーパコーン駆動やタンジェンシャル駆動にも対応します。



Q.「ベルト幅の選定はどのように行いますか?」

A. 必要伝達動力と許容張力からベルト幅を決定します。
安全率を確保しつつ、過剰な幅選定を避けることで、コストと効率のバランスが取れます。



Q.「温度や湿度は性能に影響しますか?」

A. 高温環境ではゴム系表面材の特性変化、低温環境では柔軟性低下が起こります。使用環境温度に適合した材料選定が重要です。



Q.「接着の精度は性能に影響しますか?」

A. 接着部はベルト全体の中で最も応力が集中しやすい箇所です。正しい接着方法と条件を守ることで、母材と同等の強度と寿命が確保されます。



Q.「エクストレマルタスはどのような点で長寿命といえますか?」

A. 低内部損失、低伸び心体、適正摩擦設計により、摩耗・発熱・疲労が抑えられています。その結果、再調整や交換頻度を低減できます。