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トランジロン 技術Q&A集(基礎編)

トランジロンの用途、構造、選定ポイントから、取付・保管・清掃・接着方法まで、現場で判断を誤りやすい基礎的な技術情報をQ&A形式で分かりやすく整理しました。


Q.「トランジロンはどのような用途に向いていますか?」

A. 中軽量物の搬送を中心に、物流、食品、空港、製造・加工工程など、幅広い用途に対応しています。
水平搬送、傾斜搬送、カーブ搬送、集荷・仕分け工程まで、用途や条件に応じたベルトタイプを選定できます。



Q.「トランジロンの構造上の特長は何ですか?」

A. 上面カバー、心体、下面の三層構造により、走行性、寸法安定性、低騒音性を高いレベルで両立しています。
用途に応じて、表面材や心体構造を最適化しています。



Q.「表面パターンはどのように選べばよいですか?」

A. 搬送物の滑りやすさ、離型性、傾斜角度などを基準に選定します。
スーツケース搬送、食品加工、粘着物の搬送など、それぞれに適したパターンが用意されています。



Q.「特殊仕様にはどのようなものがありますか?」

A. 耐熱性、難燃性、低騒音、耐磨耗性、ATEX適合など、用途別にさまざまな特殊仕様があります。
詳細は用途や使用環境をもとにご相談ください。



Q.「水平搬送でもベルト選定は重要ですか?」

A. はい。水平搬送であっても、搬送物の種類、速度、起動・停止頻度、アキュムレーションの有無などにより、求められる特性は異なります。
条件に合ったベルトを選ぶことで、安定走行と長寿命化が期待できます。



Q.「傾斜搬送ではどのような点に注意すべきですか?」

A. 搬送角度は、搬送物の形状や材質、ベルト表面性状、使用環境によって左右されます。
平滑ベルトでも対応可能な場合がありますが、急勾配や小物搬送では、パターン付きや横桟付きベルトが適しています。



Q.「カーブコンベアにも対応できますか?」

A. はい。トランジロンのカーブコンベア用ベルトは、主要なカーブコンベアメーカーに標準採用されています。
高精度な製造により、安定した走行と長寿命を実現しています。



Q.「加工工程での使用にも向いていますか?」

A. はい。搬送だけでなく、製パン、乳製品、不織布、木材加工などの生産・加工工程でも使用されています。
速度制御や高い平滑性が求められる工程にも対応可能です。



Q.「食品搬送にも使用できますか?」

A. はい。食品安全性に配慮したベルトを多数ラインナップしています。
HACCPに対応し、食品衛生法、FDA、EU規則に適合した製品を用意しています。



Q.「帯電防止や導電性はありますか?」

A. 多くのトランジロンは導電性心体を採用しており、静電気の帯電を防ぎます。
用途に応じて、帯電防止タイプや高導電タイプも選択可能です。



Q.「使用温度や環境条件に制限はありますか?」

A. はい。ベルトの材質ごとに使用温度範囲があります。
特に湿熱環境では耐久性が低下する場合があるため、使用条件の確認が重要です。



Q.「トランジロンは、特別なメンテナンスが必要ですか?」

A. 基本的には特別なメンテナンスは必要ありません。
ジークリング トランジロンは耐久性が高く、製品寿命も長いため、通常の使用環境であれば日常清掃が中心になります。
プーリやローラ、支持部材とあわせて清潔な状態を保つことが、長寿命化のポイントです。



Q.「保管方法は結構シビアですか?」

A. はい、実は保管環境はとても重要です。
推奨は20℃・湿度50%程度の涼しく乾燥した環境です。
直射日光、高温多湿、低温など急激な環境変化は、表面材の安定性を損なう恐れがあります。
また、折り曲げやエッジ部への荷重も避けてください。



Q.「現場でそのまま取り付けても問題ありませんか?」

A. 設置前に必ず現場の室温に順応させることをおすすめします。
温度差があるまま取り付けると、張力や寸法安定性に影響が出る場合があります。



Q.「油や薬品が付着する工程でも使えますか?」

A. 多くの油脂や化学薬品に対して耐性があります。
ただし、使用される薬品や条件によって影響は異なるため、実際の使用条件下での耐薬品性テストを推奨しています。
詳細な耐薬品性データはメーカーサイトでも確認できます。



Q.「汚れた場合、どうやって清掃すればいいですか?」

A. 軽い汚れであれば、ぬるま湯での洗浄で十分です。

油脂汚れがひどい場合は、
・PVCコーティング:工業用アルコール
・ウレタンコーティング:白灯油を使用し、その後水拭きしてください。
※ポリアミドコーティングは個別確認が必要です。



Q.「エンドレス以外の納入形態もありますか?」

A. はい、用途に応じてさまざまな形態が選べます。
エンドレスベルトのほか、ロール材、現場接着用ベルト、メカニカルファスナー付き、桟付き、サイドウォール付きなどに対応しています。
特殊加工については別資料(技術資料2)をご案内しています。



Q.「接着方法はどれを選べばいいですか?」

A. 基本は使用条件とベルトタイプで決まります。
耐久性と柔軟性を重視する場合は加熱加圧接着が最適です。
一方、現場での簡易対応や短時間作業には常温加圧接着やメカニカルファスナーが選ばれることもあります。
「強度・柔軟性・施工性のどれを重視するか」を整理して選択するのがポイントです。



Q.「ナイフエッジにはどの接着が向いていますか?」

A. 加熱加圧によるZ接着が最適です。
接着部が非常に柔軟で、均一な厚さを保てるため、ナイフエッジ部でも安定した搬送が可能です。



Q.「メカニカルファスナーには、どんなメリットがありますか?」

A. 最大のメリットは迅速な脱着と修理です。
設備を大きく分解せずに交換でき、緊急対応や部分修理に向いています。
ただし、最小プーリ径の制限があるため、設計条件の確認が重要です。



Q.「取付時の張力はどれくらいが適正ですか?」

A. 一般的には0.2~1.0%の取付張率を推奨しています。
負荷が大きい場合や条件が厳しい場合は、計算プログラムを使って算出するのが安心です。



Q.「試運転で気をつけることはありますか?」

A. 最初は左右均等に少しずつ張力をかけ、蛇行がないかを必ず確認してください。
試運転後、実際の搬送物を載せた状態で、必要最小限の張力に調整するのが理想です。



Q.「接着部の向きは、そこまで重要ですか?」

A. 非常に重要です。
スクレーバやブラシなどの負荷がかかる場合、接着部が負荷を“受け流す向き”になるよう、進行方向を必ず確認してください。
ここを間違えると、早期トラブルの原因になります。



Q.「使用上の安全で注意すべき点は?」

A. 以下の点に十分ご注意ください。

・コンベア運転中は、巻き込み防止のため近づかないでください
・取付・接着作業時は、必ず電源をOFFにしてください
・火気や溶剤類の使用は厳禁です
・プーリ径、張力、温度範囲など、許容使用条件外での使用は避けてください