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プロリンク 技術Q&A集(基礎編)

ジークリング プロリンクについて、モジュラーベルトの構造特性からピッチ・材質・カーブ設計、衛生性や保守性まで、用途選定で迷いやすいポイントをQ&A形式で分かりやすくまとめました。


Q.「ジークリング プロリンクとはどのような搬送ベルトですか?」

A. ジークリング プロリンクは、樹脂製モジュールをピンで連結したプラスチックモジュラーベルトです。モジュール単位で構成されるため、用途に応じたピッチ、表面形状、材質、アクセサリーの組み合わせが可能で、従来のエンドレスベルトでは対応が難しかった条件にも柔軟に対応できます。



Q.「モジュラーベルト構造の最大の利点は何ですか?」

A. 最大の利点は、設計自由度と保守性です。部分破損時でも該当モジュールのみ交換でき、ダウンタイムを最小限に抑えられます。また、長さや幅の調整、機能モジュールの追加が容易で、将来の仕様変更にも対応しやすい構造です。



Q.「プロリンクはどのような搬送物に適していますか?」

A. 肉類・魚介類・野菜・製パン製菓品などの食品から、家具、部品、車両や滑走部用途まで幅広く対応します。搬送物の重量、接触条件、衛生要件に応じて、シリーズ・ピッチ・材質を選定することで最適化できます。



Q.「ピッチの違いは、搬送設計にどのような影響を与えますか?」

A. ピッチは乗り継ぎ性、許容荷重、最小曲げ半径に影響します。
小ピッチ(例:8~14mm)はノーズバーでのスムーズな乗り継ぎに有利ですが、許容荷重は限定されます。大ピッチ(25~50mm)は高荷重・長機長に適し、工業用途で強みを発揮します。



Q.「ノーズバー搬送に適したシリーズはどれですか?」

A. S13(8mm)やS4.1(14mm)、S14/S15(12.7mm)などの小~ミニピッチシリーズが適しています。これらは最小半径を小さく抑えられ、製品落下や引っ掛かりを防ぎやすい設計です。



Q.「直進ベルトとカーブベルトの設計上の違いは何ですか?」

A. 直進ベルトは張力伝達と直進安定性を重視し、カーブベルトは横方向荷重と旋回半径が設計要点となります。カーブベルトではヒンジピン構造や内外周の速度差処理が重要で、対応シリーズの選定が不可欠です。



Q.「カーブベルトで重要となる「旋回半径」とは何ですか?」

A. 旋回半径は、ベルト幅に対する最小カーブ径を示す指標です。例えばS11はベルト幅の約1.4倍という小半径に対応でき、省スペース設計に有利です。一方、高荷重用途では大きな旋回半径が必要になります。



Q.「開口率(オープン率)はどのように選定すべきですか?」

A. 開口率は排水性・通気性・洗浄性に影響します。
高開口率(45~57%)は冷却・洗浄工程に適し、低開口率やクローズドタイプは小物搬送や安定性重視の用途に向いています。



Q.「表面形状(フラット、フリクション、ナブ等)は何を基準に選びますか?」

A. 搬送物の滑りやすさ、勾配、加減速条件を基準に選定します。
フラットは汎用、フリクショントップは滑り防止、ナブやコーン形状は位置決めや製品分離に効果があります。



Q.「プロリンクの材質選定で重要なポイントは何ですか?」

A. 使用温度、洗浄条件、耐摩耗性、食品接触の有無が重要です。
POMは強度と耐摩耗性、PPは耐薬品性、PEは低温特性に優れます。金属検出や帯電防止などの特殊要件には専用材質を選定します。



Q.「ベルト張力はどのように考えるべきですか?」

A. ベルト張力は搬送物重量、機長、摩擦係数、カーブ有無を考慮して算出します。シリーズごとの荷重指数を参考に、余裕を持った選定が必要です。過大張力は摩耗や寿命低下の原因になります。



Q.「スプロケット設計は走行安定性にどのように影響しますか?」

A. プロリンクはシリーズ専用設計のスプロケットを使用することで、噛み合い精度と負荷分散が最適化されます。不適切な歯形やピッチずれは蛇行や異音の原因となります。



Q.「衛生性を重視する場合の設計ポイントは何ですか?」

A. オープンヒンジ構造、平坦な下面形状、残留物が溜まりにくいモジュール設計が重要です。S6.1やS10などは洗浄性を考慮した設計で、食品用途に適しています。



Q.「メンテナンス性はどのように評価できますか?」

A. ヘッドレスピン構造やモジュール交換の容易さが評価指標です。現場での分解・再組立が簡単な構造ほど、保守時間とコストを抑えられます。



Q.「プロリンクが「設計主導型」と言われる理由は何ですか?」

A. プロリンクはOEMやエンドユーザーと連携し、用途要件を起点にモジュール・材質・アクセサリーを設計します。単なる汎用品ではなく、アプリケーションに最適化された搬送システムを構築できる点が特長です。