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アンプマイザー™ 2.0

高いエネルギー効率を実現する新世代コンベアベルト

最大で電力を50%削減

アンプマイザー™ 2.0-新世代コンベアベルト

Amp Miser

環境にやさしいベルト

フォルボの重要な企業目標の1つは、環境に最大限の配慮をしながら製品の価値を高めることです。この理念に基づき、当社は、OEMおよびユーザーと密接に協力することにより研究開発を成功させてきました。その取り組みのひとつが、省エネ搬送用ベルトアンプマイザー™ 2.0です。この次世代ベルトを使用することにより、動力伝達に必要なエネルギーを最大50%節約できます。

  • 低消費電力
  • 実質的なエネルギーコストの削減
  • CO2排出の削減

Amp Miser 2.0 Lower power consumption

高いエネルギー効率を実現するコンベアベルト

ビデオ: Siegling Amp Miser™ 2.0

追加情報

  • 238 EN – Amp Miser™ – Energy-saving conveyor belts

    Amp Miser™ 2.0
    高いエネルギー効率を実現する新世代コンベアベルト

機能

アンプマイザー™ 2.0の効果について

アンプマイザー™ 2.0ベルトは、摩擦係数の大幅な減少により、コンベヤーのエネルギー損失が最も高いとされるベルト下面と滑りテーブルの間の摩擦係数が下がります。 特許取得済みのテックスグライド加工をベルト下面に施すことにより滑らかな層ができ、ドライな潤滑剤のように永久に機能し、エネルギー消費を最小限に抑えます。

アンプマイザー™ 2.0は、空港やロジスティックス/流通センターなど、物品が一定して搬送される場所や多くのベルトが使用されている場所で力を発揮します。これらの用途では最大50%の電力を軽減することができます。

Amp Miser 2.0 Funktionen JP

未包装の食品を除き、アンプマイザー™ 2.0は、実質的にあらゆる商品の搬送用途にお使いいただけます。

その他の利点として、省エネによるCO2排出の削減が挙げられます。

特徴優位点
亜鉛メッキ鋼板のベルト受けテーブルに理想的な摩擦係数高いエネルギー効率、環境に優しい、低い運用コスト
ベルト下面との低摩擦係数消費電力が少ない、1つの駆動装置でより長い搬送が可能
ベルト下面の保護ベルト下面への付着が少なく清潔、長寿命

利点

アンプマイザー™ 2.0 新たな基準の設定

当社のアンプマイザー™は、物流センターおよび空港の手荷物渡し用ターンテーブルなどの厳しい条件下で優れた実績を持っています*。改善された心体と新しいテックスグライド加工技術により次世代のアンプマイザー™ 2.0は、ベルト下面と滑りテーブルとの摩擦係数がより小さく、亜鉛加工された滑りテーブルでも同様の効果が期待できます。また、アンプマイザー™は既存コンベアを改造せずに使用することができます。

*アンプマイザー™は、5年以上にわたり、下記の企業で優れた実績を誇っています。

  • シドニー空港
  • 香港空港
  • DHL社
  • エルメスフルフィルメント社
  • カストラップ空港(コペンハーゲン)
  • マカオ空港
  • スキポール空港(アムステルダム)
  • フォートワース空港
  • アトランタ空港
  • サンフランシスコ空港
  • UPS社

非常に経済的

長いコンベヤーに大きな荷重という典型的な用途において、標準タイプと比較して最大50%の省エネを実現できます。

Amp Miser

´亜鉛加工されたベルト受けテーブルにおける最高の選択肢

第2世代のアンプマイザー™は、問題となりがちな亜鉛メッキ加工されたベルト受けテーブルでも完璧に使用できます。従来のベルトと比較して、新タイプの摩擦係数は
μ < 0.17 に抑えられています。また、非亜鉛メッキ鋼板でも、μ < 0.13 です。

Amp MIser Zinktauglich EN

省エネルギー

省エネルギーを実現するためのキーポイント

機械的および電気的コンポーネントの品質、設計、および条件は電力消費を抑える上で大きな役割を果たします。たとえば、小型のコンベアの場合はアンプマイザーベルトによる劇的な省エネ効果は期待できません。

アンプマイザー™ 2.0を使用することで摩擦係数を下げることにより、コンベヤーのエネルギーコストを最大50%節約できます。

Amp Miser 2.0 savings potentials

大きな節約を実現できるケース:

  • コンベヤーが長い。
  • 荷重が大きい(下記の図を参照)。
  • 滑りテーブルが鋼板、亜鉛メッキ鋼板、または木製である。
  • 速度が速くて一定である。
  • 水平搬送を行っている。

Amp Miser 2.0 Beladung EN

製品プログラム & 呼称の記号説明

アンプマイザー™ 2.0 製品プログラム

品番ベルト厚さ 約[mm]質量 約[kg/m2]k1%値 (1%張率時のベルト片側安定張力) 約[N/mm ベルト幅] *最少プーリ径 約[mm] *2使用温度範囲水平搬送傾斜搬送難燃性 *3
E 10/2 TX0/V5H MT-AMP9068071,92,19,540–10/+50x
E 10/2 TX0/V15 LG-AMP9068082,72,99,540–10/+50x
E 10/2 TX0/V5H MT-SE-AMP9068092,22,49,540–10/+50xx
E 10/2 TX0/V15 LG-SE-AMP9068102,72,99,540–10/+50xx

接着加工

  • 出荷時の接着加工
  • サイトでの接着加工
  • メカニカルファスナー

加熱加圧法

Z接着
均一な厚さを保つもっとも優れた接着方法です。

メカニカルファスナー
簡便かつ迅速にベルトの着脱が出来る接着方法です。

呼称の記号説明

AMP = Amp Miser™
E = アンプマイザー™
H = ハード
LG = 縦溝パターン
MT = 平滑(つや消し)
SE = 難燃性(EN 340)
TX = テックスグライド™
V = PVC

*ISO 21181:2005に準拠

*2 最少プーリ径は室温で設定された値です。そして、メカニカルファスナーを用いたベルトには適用しません。温度が低い場合は、より大きなプーリ径が必要となります。

*3 SE = 難燃性

Type Key Transilon Neu JP

FAQs

FAQs

アンプマイザー™とはどのような意味ですか?

アンプマイザー™は、英語の『Ampere Miser(=電流を減らす)』を短縮した言葉です。その名前が示す通り、アンプマイザー™を導入することで、省エネを実現し、環境への配慮を向上させます。アンプマイザー™は欧州と米国で既に特許を取得しており、その他の多くの国々で特許登録出願中です。

テックスグライド™(TXGD)とはどのような意味ですか?

テックスグライド™はベルト下面に添付されている合成物質です。テックスグライド™は単なる表面コーティングではありません。長期間に渡り潤滑材としての働きを持続することにより、少ない動力でベルトを稼働させることが可能となります。

ベルト受けテーブルの推奨する材質はありますか?

アンプマイザー™は、木材、鋼板、亜鉛メッキ鋼板など、どのようなタイプのベルト受けテーブルでもご使用いただけます。アンプマイザー™ 2.0は、亜鉛加工されたベルト受けテーブルでご使用いただきますと、従来のアンプマイザーと比較して、摩擦係数を0.17以下に低減します。

亜鉛加工されたベルト受けテーブルを使用する上で、懸念点はありますか?

摩擦が起きた際に、まれに亜鉛の粉が発生することがあり、ベルト下面に蓄積した場合、摩擦係数が急激に上昇する場合があります。

アンプマイザー™は、どんなタイプのコンベアでも使用可能ですか?

はい。ただし、以下のコンベアにては適しませんのでご注意ください。

  • 2メートル以下のコンベアでは省エネ効果は期待できません。
  • ベルトにローラーの補助が付いている場合や、ベルト受けテーブルを使用しない場合は、摩擦係数が低減されます。そのため、アンプマイザー™を使用する効果がありません。
  • 傾斜搬送において、アンプマイザー™は水平に近いほど、よりその効果を発揮します。垂直方向に近くなるにつれ、摩擦係数の効果が低くなります。

アンプマイザー™をご使用の際は、下記条件をご推奨いたします。


  • 長さ:2メートル以上
  • 速度:0.3m/s以上
  • 荷重:5kg/m以上
  • ベルト受けテーブル:任意

アンプマイザー™は既存の設備に取り付け可能ですので、直ぐに省エネ効果を実感していただけます。

アンプマイザー™を装着することで、どのような効果がありますか?

アンプマイザー™を導入することで、エンドユーザーはエネルギー消費とコストの低減を直接かつ持続的に実感することができます。また、OEMはシステム構築におけるコスト減に対して利点を感じるでしょう。アンプマイザー™が最大で50%の省エネを実現することで、下記のような効果を生み出します。

  • より小さなモーターでコンベアを駆動させることができます。
  • より長いコンベアを設置できます。また、駆動力は均一を保ちます。
  • 2本の短いコンベアの代わりに1本の長いコンベアを使う事で、モーターの数を減らすことができます。
  • 全体のエネルギー消費が抑えられ、複雑さとコストが低減できます。

ベルト受けテーブルに対する摩擦係数を低減させますが、駆動ドラムに対して影響はありますか?

駆動力は、モーターの動作による張力に依存します。
Fu = m x g x μ (搬送物質量 x 重力加速度 x 摩擦係数)
質量と重力加速度は変更できません。鋼板のベルト受けテーブルの摩擦係数を60%現象させることにより、搬送に必要な張力を60%減少させることができます。ベルトの張りが同じ場合、プーリのグリップはベルトが蛇行しないで走行するのに十分です。また、コンベアの変更(改造)は必要ありません。

どの様に省エネルギー効果を測定できますか?

従来の電力計で測定し、電力消費量を比較します。より効果的に行うためには、3か所で測定を行います。